次世代育成支援対策 行動計画

策定目的
 行動計画(第1・3回)にて次の目的を掲げたが、今回もその趣旨を継承しこれを更に充実することとした。 社員が仕事と子育てを両立させることができ、社員全員が働きやすい環境をつくることによって、全ての 社員がその能力を十分に発揮できるようにするため、次のように行動計画を策定する。

現状把握
1) 規則の制定
平成21年 6月19日、平成23年 1月 7日付で育児・介護休業規則を改訂し、川口労働基準監督署に届出し受理されている。

2) 従業員の実態
病院という職場であるため、当院従業員の太宗は看護師等女性で構成されており、現状多数の従業員が妊娠し出産を迎える時期となっている。
一方、女性に比して少数の男性従業員については壮年者及び独身者がその太宗を占め、在籍社員については、現在予定がない。

3) 環境整備
従業員が育児休業終了後に円滑な職場復帰ができるよう、平成21年4月に事業所内託児所を開設した。 現在利用者は20名弱となり、今後利用者はさらに多くなるものと推測される。

計画策定にあたっての重点事項
1) 規則の周知
昨年度に上記規則を制定し説明会を開催したものの、全社員が制度の内容及び運用について完全に理 解しているかについては疑問視されるため、再度説明会を開催し制度の内容及び運用について周知徹底を図る必要がある。

2) 管理職研修の実施
従業員に規則に基づく休業等を取得させる指導及び職場環境の整備は、その任にあたる管理職の認識を高めることが最も重要な事項である。
特に制度適用者が同僚等に気がねせず、当然の権利として休業等の取得を行うことができる環境をつ くりだす方策についての研修は不可欠である。

具体的な目標・時期・対策の設定
1) 計画期間 平成27年4月1日~平成29年3月31日(2ヵ年間)

2) 内容
目標1:計画期間内に、年次有給休暇の取得率を次の水準以上にする。
全従業員 : 取得率を90%以上にすること。

<対策>
平成27年 5月  有給休暇の使用権利と業務の円滑な運営について説明
平成27年 5月~ 夏休み連続休暇(7~9月)に加え、冬休み連続休暇(12~3月)の検討開始
平成27年10月~ 冬休み連続休暇の申請受付・勤務表作成
平成28年 4月  冬休み連続休暇の実績把握とアンケート調査

目標2:計画期間内に、子の看護休暇の取得を次の水準以上にする。
男性従業員 : 取得人員2人以上、各取得日数3日以上にすること。
女性従業員 : 取得率を80%以上にすること。

<対策>

平成27年 7月~ 資料の配布及び説明会の実施等による従業員への制度の周知徹底
平成27年 9月~ 管理職研修の実施(年2回:9・3月)

目標3:人事制度の抜本的改訂により子育て支援制度を改善する。

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